『まちの健康ステーション』
(マッチメイキングとマーケットデザインの経済)
市場は人工物であって、自然現象ではない。
私たちはマーケットデザインを通して、
市場という人間の最も古く重要な発明を守り、
より良く変えていくことが出来るのだ。
Who Gets What 著)アルビン・E・ロス 訳)櫻井祐子 より
経済学では、市場を定点観察、分析した「受け身」の学問から、
マーケットデザインでは、市場を定点化せず一から設計するものとして捉える。
現実の市場を機能させるために、個々の市場に応じた基準やルールの整備、微調整といったマーケットをデザインしていく必要がある。
【健康経営】が社会にもたらす価値提供は、
働く人の活力、主体性、創造力発揮であり、
その人たちがいる組織は、生産性が高い。
マーケットデザインを地域共同体活動ビジネスモデルという
会社の枠を超えた共同体でデザインしていく。
このマーケットを運営する【事業者(健康事業者)-会社(健康経営実践企業)】
地域住民<顧客>、行政とも連携しながら、
人材の最適化マッチメイキングが行われていくことで
地域共同体の生産性、価値創造力が高まり、地域活性化
健康経営組織エコシステムの構築運営しながら
このビジョンを実現していくことになる。
はじまりは、データを加工/情報を取捨選択できる/
顧客にとって有用な知識にして意識変容、行動をもたらすことができるコンシェルジュ機関をつくることを目標とする。
そのために、多くのプロジェクトを立ち上げて、地域共同体活動ビジネスモデルでの成果をあげていくためのマネジメントをつくっていくことからしていこうと思う。