「感謝と貢献」稽古第129日
『まちの健康ステーション』
(社会関係づくりによる価値創造)
人生100年時代
社会保障に頼れない日本のこれから 生涯現役社会
自らの価値を見える化して社会関係づくりが必要になってくる
誰と一緒に!どんな企業と一緒に!自分は何の価値を提供したいか!
<参考>
働き方の未来2035
~一人ひとりが輝く未来のために~
2016年8月厚生労働省の報告書
のまとめ
2035年、
『働く』という活動が、単にお金を得るためでなく、社会への貢献や周りの人々の助け合い、地域との共生、自己の充実感など、多様な目的をもって行動することも包摂する社会になっている。
誰かを働かせる、誰かに働かされるという関係ではなく、共に支え合い、それぞれが自分の得意なことを発揮でき、生き生きとした活動ができる、どんな人でも活躍の場がある社会を創っていくことになる。
自立した個人が自律的に多様なスタイルで『働く』ことが求められる。
『働く』ことの定義、意義が大きく変わる。
↓
企業がプロジェクト型の組織になるにつれて、
働く側も自分の希望やニーズに応じて、
自分が働くプロジェクトを選択することになる。
個人事業主と従業員の境がますます曖昧になっていく。
一人の働く人が複数の組織のプロジェクトに所属が当たり前。
兼業や副業、あるいは複業が当たり前。
専門的な能力で、「就社」ではない、本当の「就職」の実現。
自立した個人が、多様な価値観をもって自由に働く社会では、
働く人の企業への帰属意識は薄まる。一方、同じ職種や専門領域で働いているという共通意識の方がより強くなり、SNSなどで疑似コミュニティをつくっていくことになる。
こうした疑似コミュニティによる連携が個々の働く人と企業などが契約を結ぶ際、より対等な力関係をもつことに寄与するにちがいない。