「感謝と貢献」稽古第361日
『生き方働き方創造』
(誰もが自分を超えて含む信用流通システムづくり)
1年に1回は拝読させていただく再読回数が最も多いbookから引用させて頂き、
(はじめの一歩を踏み出そう マイケルEガーバー著 原田喜浩訳)
この実践から信用流通システムを生み出していきたいと思う。
「事業とは、あなたとは別の独立した存在だ。それはあなたの努力の成果であり、
特定の顧客のニーズを満たす機会であり、あなたの人生をより豊かにする手段である。事業とは、多くの部品から構成されたシステムであり、ライバルとは明確に差別化されたものであり、顧客の問題を解決するものである。
(中略)
システムとは、相互に作用するモノ、行動、アイデア、情報の集合体である。そして相互作用を繰り返す中で、他のシステムへの働きかけも行う。要するに、世の中のすべてがシステムである。宇宙、世界、サンフランシスコの街、私の働くオフィス、私の使っているパソコン、私の飲んでいるコーヒー、私とあなたとの関係ーすべてがシステムなのだ。
(中略)
これまでに見た通り、ほとんどの夢は実現せず、スモールビジネスの大半は失敗に終わってしまう。多くの起業家は、スモールビジネスを通して世界を変えようという高い志を持ちながらも、自分だけは変わろうとしないのである。その結果、やりがいのあるはずの仕事も苦痛に満ちたものになってしまう。ここから得られる教訓は明快である。外の世界にどれほど働きかけても、人生を変えることは不可能なのである。世界を変え、人生を変えるためには、手始めにスモールビジネスという小さな自分だけの内部の世界をつくらなければならない。私(マイケルEガーバー)が紹介した事業発展プログラムは、小さな世界を経営するための最も効率的な方法である。そして、「イノベーション→数値化→マニュアル化」のプロセスを継続することにより、小さな世界を成長させることができるのだ。
その結果、あなたの経営する事業は、働く場所以上の何かへと変わるに違いない。
自分の中の「起業家」「マネジャー」「職人」の才能を発揮し、人生をより豊かにしてくれる場となるのである。