『まちの健康ステーション』
(社会背景)
3年半前に経産省のHPで公開されて間もなく150万ダウンロードを記録。
不安な個人、立ちすくむ国家
~モデルなき時代をどう前向きに生き抜くか~
平成29年5月(2017年5月)
経産省 次官・若手プロジェクト より
この社会背景だからこそ、
主体性と創造力発揮をもたらす環境形成が必要であると思う。
【健康経営組織を創る】という共通目標を
地域共同体でもつことでそれが出来ると思っています。
2月22日にそのことに共感する方々と発足イベントというイメージ。
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不安な個人、立ちすくむ国家
~モデルなき時代をどう前向きに生き抜くか~
平成29年5月(2017年5月)
経産省 次官・若手プロジェクト より
1.液状化する社会と不安な個人
2.政府は個人の人生の選択を支えられているか?
⑴個人の選択をゆがめている我が国の社会システム
①居場所のない定年後
②望んだものと違う人生の終末
③母子家庭の貧困
④非正規雇用・教育格差と貧困の連鎖
⑤活躍の場がない若者
⑵多様な人生にあてはまる共通目標を示すことができない政府
⑶自分で選択しているつもりが誰かに操作されている?
3.我々はどうすればよいか?
https://www.meti.go.jp/committee/summary/eic0009/pdf/020_02_00.pdf
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かつて、人生には目指すべきモデルがあり、
自然と人生設計ができていた。
今は、何をやったら「合格」「100点」か分からない中で、
人生100年、自分の生き方を自分で決断しなければならない。
世の中は昔より豊かになり、日々の危険やリスクは減っているはずだが、
個人の不安・不満をこのまま放置すると、社会が不安定化しかねない。
我々は、再び「権威」や「型」に頼って不安・不満を解消するのではなく、
「自由の中にも秩序があり、
個人が安心して挑戦できる新たな社会システム」
を創るための努力をはじめなければならないのではないか。
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戦後、日本は、世界に誇れる社会保障制度の構築に成功し、
公平性を維持した経済成長を実現。
しかし、本格的な少子高齢化が進むなか、
過去に最適だった仕組みは明らかに現在に適応していない。
既に人々の価値観は変化しつつあるにもかかわらず、
過去の仕組みに引きずられた
既得権や固定観念が改革を阻んでいる。
「シルバー民主主義」を背景に
大胆な改革は困難と思い込み、
誰もが本質的な課題から逃げているのではないか。
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